税務会計事務所で7年間勤務(2025年現在)、
現在も人事労務コンサル兼採用担当をしているドゥラです
これまで数百人の人事労務に携わってきました
一方で、私自身も
20代のうちに3回の転職を経験し、年収を300万円アップ
転職経験と人事経験、両方あるから伝えられることがあります
「採用する側」と「転職する側」両方の視点を知っているからこそ伝えられる
「選ばれる転職」に必要なノウハウや心構えをこのブログで発信しています
さて、新卒で入社して3年目、いわゆる「第二新卒」
転職を考えるのは早いのではないかと不安に感じている方は
多いのではないでしょうか
私自身も新卒で1,000人を超えるJAに就職
希望の部署に配属されたにもかかわらず、3年目で転職を決意しました
その理由は「給料明細の見方が分からない」という不安からでした
この記事では、私の新卒3年目での体験談をもとに
転職を考えた背景や活動で直面した悩み、
そこから得た学びを紹介します
なぜ新卒3年目で転職を考えたのか

「給料」を見て不安になり転職へ
新卒で入社したJAでは、希望の部署に配属されました
周囲からは「順調なキャリア」と見られていたと思います
しかし、給料明細を受け取るたびに疑問が募っていきました
・社会保険料がこんなに引かれるのか?
・所得税や住民税はどうやって計算されているのか?
気になったのは「支給額が少ないから」ではありません
40年近く働き続けることを考えたとき、
このまま仕組みや制度を分からないままで良いのかと不安になりました
これが転職へのきっかけとなりました
税務会計業界へ飛び込んだ理由
「自分で理解できないなら、業務として扱ってみよう」と考え、
給与計算や税金や社会保険を取り扱う税務会計業界へ飛び込む決意
自分で勉強することも考えました
しかし、その業界に身を投じることで、
より深く知識を得られることができます
最終的には、家族や身近な友人に説明ができるほどに、
知識をつけたいと強く感じました
このブログでも、社会保険や税金についても触れたいと考えています
いまは転職希望者の力になる記事を書きたいので、少々お待ち下さい
これが私の3年目に訪れた大きな転機でした
第二新卒の転職活動で直面した3つの不安

私が強く感じた3つの不安があります
現在、転職を考えている第二新卒の人が抱きやすい不安
最後に解決するための記事もご紹介します
① 自分の強みが分からない
3年目という浅い経験では、
うまく言語化できなかったのが「自分の強み」
特に違う業種を目指したため、これまでの業務は直接活かせないと感じました
これが一番多い悩みです
学生ではないので就職活動とは異なり、
学生時代の話をするのは違うのでは?と悩みました
つまり、自己PRがうまく表現できませんでした
② 企業の選び方が分からない
転職活動を始め、税務会計業界を目指しました
求人票を見てもイマイチ理解できず、
ここで悩んだのが、どの企業を選べば良いのか
求人サイトを中心に情報を集めましたが、どの求人も同じよう見えていました
「完全週休2日制」「年間休日120日以上」「有給休暇取得率〇〇%超え」
自分のキャリアプランを描けていなかったため、
「ここだ」という決め手に欠けました
③ 退職の伝え方が分からない
初めての退職は特に不安でした

「上司にどう伝えればいいのか」
「冷たくされるのでは」
実際に、退職を申し出てみたものの、
「辞められたら困る」と引き留めがありました
退職日まで気持ちが落ち着かない日々が続きました
この記事をあわせて読んで
新卒3年目の転職だからこそ得られた学び

自分の市場価値を知る大切さ
転職活動を通じて、重要だと痛感したのは、
「自分の強みを言語化し、市場価値を理解すること」
市場価値とは、その人がどれだけ必要とされるかを示す指標
市場価値が一番分かりやすいのは「年収」(想定年収)です
「ハードスキル」に加え「ソフトスキル」が評価の対象になります
ハードスキル:専門的なスキルや実務経験、資格
ソフトスキル:課題解決力やコミュニケーション力、適応力
たとえ経験が浅くハードスキルが弱くても、
誠実に学んだ姿勢や成果のソフトスキルを整理すれば、
転職先で評価される要素となります
企業選びはキャリアプランから逆算する
企業を探すことで大切となるのが、
自分がどんなキャリアを築きたいのかを考えること
これにより「とりあえず応募」ではなく、
納得感を持って選択できるようになります
キャリア形成ができていない人が多いのも現実
キャリアプランに不安なあなたはこの記事を読んでください
退職は誠意をもって伝えること
退職を申し出るのは勇気が要りますが、
誠意をもって伝えれば問題ありません
なぜかというと、退職を申し出たことによって、
冷たい対応をされたり、退職までひどい扱いをされるようなら、
その企業は辞めて正解だからです
むしろ、きちんと退職を申し出て円満退職を意識することで、
前職の経験も自信を持って語れるようになります
Q&A|転職3年目でよくある疑問
Q1. 転職3年目は早すぎますか?
A. 必ずしも早すぎるとは限りません
むしろ「これからキャリアを築き直す時期」と考えることもできます
逆に武器になると考えています!
Q2. 異業種への転職は不利になりますか?
A. 多少、ハードルはありますが、
一生懸命仕事をする姿勢と基礎的なビジネススキルはどの業界でも評価されます
私自身もJAから全くの異業種の税務会計業界へ転職できました
Q3. 退職を伝えるベストなタイミングは?
A. 引き継ぎに時間がかかるため、
少なくとも1〜2か月前には上司に相談するのが理想
Q4. 自分の強みが見つかりません。どうすれば?
A. 理想は転職エージェントに相談することがベスト
自分で強みを見つけたい場合は、
これまでの経験を振り返るワークを行うことで整理できます
現在はChatGPTを使って、まとめることができます
まとめ|転職3年目の体験談から学べること
私の転職3年目の体験談から伝えたいのは、
第二新卒だからこそ得られること
転職は不安の連続ですが、行動を通じてしか解消できません
もし今、あなたが現職に疑問や不安を抱えているなら、
私のように小さな疑問からでも一歩を踏み出してみてください
転職で悩みを抱える第二新卒をはじめ、若手のあなたへ
ぜひ一度、転職求人サイトや転職エージェントに登録してください
不安を解消し、必ずあなたのキャリアアップの力になります
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